曲名:レプリカ
歌手:坂本真綾さん
作詞:坂本真綾さん
☆テレビアニメ『M3~ソノ黒キ鋼~』の後期オープニングテーマに起用
この曲は、坂本真綾さんの透明度の高い声と曲調がとても素敵なのですが、さらに印象深いのが歌詞です
特に私にはこの部分がとても響きます
すべて終わるさいごの時に 僕は何を知り 誰を思うのだろう
選択肢はきっと何万通りもあって
でも欲しいのは 選べるのは たったひとつ
私は、自分の人生の軸として『自分の人生を生きる』ということと、テーマとして『生の意味』を掲げています
『生の意味』は15歳の頃から考えており、未だ答えが出ていません
何故これをテーマにしているかというと、私は肉親から生を否定された経験があります
特に
「お前なんて生まれなければよかった」
という言葉は、フィクションでもよく出てくる気がしますが、実際に言われるとキツイものがありました
その時に、
「何故私は生きているのか」
「必要とされていないのに何故生まれてきたのか」
「望まれていないのに何故生まれてしまったのか」
と、自分という存在がかなり揺らいだことがありました
それからです
自分の『生きる意味』について考えだしたのは
現在の目標としては、さいごの時までに
「生きていて良かったな」
と思えるようになることです
最近ようやく生きることが楽しく感じられるようになってきましたが、それでもやはり暗い影も残っています
まぁそれも含めての私ではあるのですが、せっかく生きているのだからどうせなら生を謳歌したいです
ですので、テーマとして『生の意味』を掲げ、自分なりに楽しく探求して、生きているうちに答えを出したいなと考えています
その中で、何か自分にとって『生きた証』のようなものが得られれば、生きていて良かったと心から思えるようになるのではないかと思っています
「意味のために生きるんじゃない。生きたことに、意味を見出すために生きている」
引用元:スマートフォン用ゲーム『Fate/Grand Order』ロマニ・アーキマン台詞
この言葉、本当にその通りだなと私は思っていて、私は今『生きたことに、意味を見出すために生きている』んだなと思います
ただ、この意味を誰かに委ねるつもりはなく、『私は私のために生きる』
これが人生の軸としている『自分の人生を生きる』に繋がっています
ここでいう『意味を誰かに委ねる』というのは、例えば『誰かに認められるために生きる』とかそういうことです
誰かに認めてもらわなければ生きられない、これはつまり依存であり、自分の生を、意思を他人に明け渡すことに近いと思っています
認めてもらいたいという思いが悪いわけではありません
人間には承認欲求があり、そういった気持ちを抱く生き物です
ですが、それに振り回されて生きることはとてもしんどいことです
私も昔は洗脳状態に近かったので、認めてもらうために、捨てられないために言うことをきいて、そこに自分の意思はありませんでした
振り回され続け、精神が疲弊し、多分あの頃の私は壊れかかっていたように思います
しかし、自分の意思で生きるようになってから、人生が鮮やかに変わりました
もちろん大変なこともあります
自分の意思を取り戻すのに本当に色々ありましたし、洗脳状態に近い精神性から脱却するのも苦労しました
今でも、後遺症のようなものが私の中にはきっと眠っています
依存していれば言い訳できたこともできなくなり、きちんと受け入れる必要だって出てきます
けれど、それでも自分の生や意思を他人に握られていた頃より、私は生きることを楽しめるようになりました
だから私は、どんなに辛かったとしても『自分の人生を、他でもない自分のために生きる』ことを重視し、自分の『答え』を見つけるべく歩いているのだと思います
ただ、そんな中私の前には沢山の選択肢が現れるようになりました
選択肢などないと思っていた昔の自分には考えられなかったことです
ですが、そう思っていた頃にも実は選択肢はあったのです
私が見落としていた、見ないようにしていただけで
『見ないようにする』というのも、実は1つの選択です
また、『選ばない』ということも選択の1つです
選択肢がない、少ないと思っていても、実は自分で勝手に狭めていただけなのかもしれません
それを選べるかどうか、覚悟があるかどうかの話だったのかもしれません
しかし1つ言えることは、選択肢の数に差があったとしても『選べるのは1つ』ということです
選択肢の数は可能性の数
そして、選ばなかった選択肢は全て『if』となります
だから後悔するときは『if』を考えてしまう
あの時そうしていたら、こちらを選んでいたら・・・と
けれど、どれだけ後悔しても時間は戻りません
過ぎ去った時間はお金でも買えないのですから
だからこそ、後悔のない選択をしたいと私は思います
どれだけ選択肢が少なくても、その選択肢が誰かから与えられたものだとしても、できる限り悔いがないように選びたいと
そのためにも、自分の可能性を狭めずにできるだけ選択肢を多くして、そこから納得のできるものをしっかりと掴み取りたいと思います
『色彩』
曲名:色彩
歌手:坂本真綾さん
作詞:坂本真綾さん
☆スマートフォン用ゲーム『Fate/Grand Order』の主題歌に起用
真綾さん公式のPVがなかったので、『Fate/Grand Order』のCMを代わりにペタリ
この曲も『レプリカ』と同じく、坂本真綾さんの透明度の高い声と曲調が大好きなのですが、こちらも歌詞がとても印象深いです
ひとりになると聞こえるの 苦しいならやめていいと
ブラックホールみたいに深く
怖くて魅力的な甘い声があなたの口癖を真似て なんでもないと言ってみる
それが嘘でもかまわない 立ち続ける動機になればすべての命に終わりがあるのに
どうして人は怯え 嘆くのだろう
いつかは失うと知ってるから
あたりまえの日々は何より美しい私は女神になれない
誰かに祈りも捧げない
他人に何言われてもいい
大切なものが何かはわかってる
私の心に残るフレーズをpickupしました!
『苦しいならやめていい』
これはたまに自分の心の内と周囲から言われることがあります
「なんでそんなに頑張るの?」
「しんどいならやめればいい」
こういう声を身内からよくかけられます
ほんと、とっても甘い誘惑ですよね
たまに流されたくなっちゃいます
でも、自分を騙すことになるのかもしれませんが、「大丈夫、私ならできる」と自分を励まします
それが嘘でも、『立ち続ける動機になれば』それでいいんです
私は、日常がある日突然崩れ去るのを知っています
『いつかは失う』と知っています
『あたりまえの日々』『自分が穏やかに過ごせる日々』を得るのが実は大変で、とても尊いものだということを知っています
だから、どんなに辛くても苦しくても逃げたくなっても、それでもやはり悔いの残らないように自分にできる精一杯をやりたいのです
私は神社が好きです
神様が好きです
小さい頃から、神棚にいるかもしれない神様にお祈りしていました
特に、自分にとってピンチが訪れたと感じた時にそうしていました
でもこれは、神様に「どうにかしてほしい」と願っていたわけではなく、「乗り越えるための勇気がほしい」と願ってお祈りしていました
神様が実際にいるのかいないのかは私にはわかりませんが、少なくとも私はそうやって祈ることで自分を勇気づけていました
こういう目に見えないものや実在するのかしないのか曖昧なものに対する捉え方や認識について、しばしば対立が生まれることがあります
ただ私は、他人に何を言われても、自分がそれを大切にしているのであればそれでいいと思っています
自分にとって大切なものは何か、それを自分で理解しているのであれば十分だと
時には理解者が欲しくなることもあると思います
その時は、同じ気持ちを持つ仲間を探せばいいだけで、わざわざ自分と違うものを大切にしている人を攻撃する必要はないと考えます
正直、その攻撃をしている時間が勿体ないというか、それをしている暇があるのであれば、自分の人生を豊かにするための行動をしたいと私は思ってしまいます
『すべての命に終わりがある』のだから、戻ることのないこの一瞬一秒を大切に過ごしたいですよね